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....現在工事中....所長冨田の噛むことの意義を掲載しております
意味と意義
100回噛むことの意味と意義とは
口から胃までの間でトラブルが起きるのは「歯」と「唾液」が関わってきます。ほとんどはそれが原因です。
噛み合わせや歯抜けは多くの問題を出します。
噛み合わせや歯槽膿漏からの歯の弱りは現状仕方ない状況の方は唾液をしっかり出すことでカバーできます。
「唾液」には菌を抑制する力があります。
口呼吸に陥ると口に雑菌が入ると同時に唾液の作用までが失われます。
歯槽膿漏がこれだけ増加しているのは口呼吸の増加に連動しているのです。
これが原因で喉に炎症が起きると免疫系の興奮から免疫系疾患の膠原病やアトピー、咽頭がん、喉頭がんの遠因をつくることになります。
「唾液」は胃の粘膜にフィットして粘膜を潤して強化します。胃がんの方でも150回噛めば痛みはなくなります。
「唾液」が食べ物を完全に包み込み胃粘膜に刺激を与えなくなったからです。その結果、出血が原因の黒便も一週間で消失しました。
「唾液」には生理活性物質が多く含まれており、それ自体が薬です。
”ロダンカリ” という物質は胃を引き締めて胃下垂を治してくれます。
”パロチン” は美肌成分が多くて若返りのホルモンです。
そして「唾液」の元は「血液」なのですから、「唾液」をたくさん出すというのは口中に「出血」しているわけです。
出血すれば血管に隙間ができて、あなたにとって最高の薬なのです。
しかもタダ!その隙間に向けて血行が回復します。首から上の血行が良くなるので、肌にも脳にも効きます。
外界にある食べものは全て「毒」だからです。その毒を自己化するには多量の自己そのものである血液で練りこまねばならないのです。
最初に「唾液」を多量に出しておけば、それが消化器への信号となって活発に分泌します。
「唾液」も消化液も「血液」が変化したもので、再吸収されて再び新鮮な血液になります。
「唾液」を含む消化液の総量は7リットルに及びます。
食べた総量の7倍近くも分泌しているのです。
なぜ、かくも分泌液を出さねばならないのかを考えると生理的なだけでなく「生きる」という意味にも気づかせてくれます。
食べ物とは、そのままでは「毒」なのです。
その「毒」を自己そのものにするには、自己そのものである血液が変化した唾液や消化液で練りこまねば自己に変化させられないのです。
少ししか噛まない人は食べ物は弱い毒性を発揮するでしょうし、もう少し噛む人は微弱な毒性にできるでしょう。
世間に「デトックス」という言葉がありますが、デトックスせねばならない人は噛んでいない人なのです。
かくも身体という自然は「いのちを守るために」食べ物に対して全力で対応しているのです。
「随所作主 立処皆真」という言葉を噛みしめる必要があります。
いついかなる時でも場所でも主体性を発揮してあたれば、どんなつまらない些細と思えるようなことでも真実が立ち現われてくる。という意味でしょう。
食べるということにも全力で当たれ!
他者に対しても正面から向き合え!
全ての対象に対してもおろそかに扱うな!
最初の一口を100回噛むことは「随所作主の心」です。
最初に「唾液」を多量に出すことで、それが信号となって消化液も多量に分泌されます。
「唾液」は口中への出血をすることで首から上の血行を回復させ、消化器は多量の消化液という出血で消化器の組織も血行が回復します。
全ての疾患の遠因は血行不良ですから、よく噛むことが健康への道筋にのる条件なのです。決して玄米さえ食べればいいということではないのです。
よく噛むことは神業になります。
アイヌ語にカムイがあります。これは神居と書きます。神が居る場所とは口の中であると読みます。神は「噛み」に通じて、死んだ食べ物を再びあなたの生命に甦らせます。
死物を生き返らせるのですから、これは奇跡で神業です。
神業を実効する場所、それはあなたの口の中。
口の中で食べ物を噛みしめることは食べ物との対話なのです。
食べ物との全力でのコミュニュケーションです。それがあなたのいのちを未来へつなげてゆくのです。